みなさんこんにちは。
人工知能に関する試験、「G検定」試験事務局から合格通知が来ました。(2021.4.1)
合格できて、一安心です。
6、062名中3,866名の合格だったみたいです。合格率は63.7%でした。
今回の受験で気づいたことを、これから受験される方へ勉強法の一つの事例としてまとめます。
Contents
1.今回受験勉強でしたこと
基本ですが、公式の過去問題集(黒本)を購入し勉強しました。
全然歯がたちません。まったく馴染みのない世界で、そもそも問題が解けません。そこにヒーローが登場しました。
なんと!会社の先輩が講義をしてくれました(笑)。
いや、(笑)じゃないですよね。講義してくれた先輩に失礼ですね。
でもね、講義してくれた先輩も受験生の私たちも真剣に取り組みました。講義を聞いて勉強するまでは、なんも分かんなかったし、そもそもAIの世界って用語が特殊というか、「聞いたことねぇわ。。。」レベルで受験勉強を始めた瞬間に問題集の1問目で心が折れそうになりましたわ。
2問目になれば少しはマシになる、、、はずもなく、1問ごとに心が折れそうになりました。
そんな時に先輩が講義してくれることになりました。
講義のあいだも、ずっとわからないことばかりで、聞くだけで難儀でしたが、おかげさまで過去問をとりあえずやりきろうかという気持ちにはなりました。(ホントありがと、先輩)
2ー①. 受験の前にすべきこと
①受験勉強のためにonenote(無料ソフト)を用意しよう
私の場合は、マイクロソフト社のonenoteというアプリを使って勉強しました。
このソフトはいわゆるノートアプリで過去問のPDFをそのまま貼りつけることができて、さらにその上にペンでコメント書きができるのです。
過去問を貼ったPDFにペンで答案を書き込んでいき、正解集をみて自分で採点、改善点を書き込んで自分の知識に刷り込んでいくということができます。
ちなみにWindows版とMac版、アンドロイド版とiphone/ipad版があります。
マイクロソフトアカウントというアンドロイドでいうところのグーグルアカウント的な会員登録をしておけば、上記の4機種のどれでも同じノートを見て、編集できますので、自宅ではwindowsパソコンで見て、出先ではipadで見るということもできます。
もちろんスマートフォンでも見れますが、パソコンやタブレットの方が見易いですね。
私の場合はWindowsノートパソコンでペン対応しているものでonenoteの書き込みを行いました。手元にipadmini4があるのですが、これは書き込みに対応していないので、見るだけなら良いのですが、問題を解いて書き込むには不向きでした。いわゆる専用スタイラスペンに対応した機種がおススメです。アップル社で言えばアップルペンに対応したipadシリーズですね。ただipadでは2画面分割機能にonenoteが対応しきれていなくて、onenoteを2画面開いて、片方には回答案、もう一方には正解・解説ページを出して照らし合わせながら採点していくというのができないですね。Windowsパソコンではできますので、この点ではWindowsパソコンの方が学習効率は良いです。私の利用している機種はHP社の「Envy x360 13 」です。画面が本体の背面にパタンと畳まれてタブレットモードになる2in1タイプのパソコンです。画面タッチにもペン書き込みにも対応しているので、onenoteとの相性が抜群に良いですね。
これで2度3度と過去問を繰り返せば、過去問に対しては克服できていきます。
ただ、過去問だけやれば合格できる試験ではないのが現実なのですが、私たちは唯一のよりどころとして過去問題集(通称黒本)を聖典として、何度もそればかり勉強することで「過学習」の状態になりました。
※「過学習」とはAIの用語で、練習問題に最適化しすぎて、本番の問題では役立たない状態(練習問題に引っ張られすぎ)をいいます。
あとは試験は自宅でオンライン受験なので、試験中に検索は自由となっていますので、検索用の「キーワードまとめ」ファイルを作成しました。これが、試験本番で役に、、、立たなかったのです。
あとの項目2-③で詳しく書きますね。
2ー②. 受験の前にすべきこと
②問題集を購入しよう
まずは公式の問題集ですね。
「徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集」
いわゆる黒本といわれるものです。同僚は紙の黒本を買っていました。私はonenoteを利用して学習するつもりでしたので、電子版を購入しました。インプレス公式版はPDFで検索も可能なのが、他の電子版とは異なる利点です。
2ー③.受験の前にすべきこと
③検索用のファイルはまとめる。
まずG検定は自宅でオンライン受験ですので、検索ができます。しかし、問題を出す側もそれを前提にしているので、ググっていると時間が無くなります。少し時間が足りないというレベルではすまなくなる可能性があるので、検索用のファイルを用意しておく必要があります。
検索用のファイルは一つにまとめよう。
検索用のファイルを作るまではしたのですが、「徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集」がPDF内の語句を検索できるので、過去問題でカバーできる範囲はこれを検索して、それ以外の問題が出たら、別に作成した検索用のファイルで対応しようと思っていました。というか実際にそうしたのですが、一つのキーワードを探すのに2種類(問題集と検索用ファイル)のファイルを検索しようとすると2回調べることになりますよね?これメチャ面倒です。2種類も検索している時間はありません。一つにまとめるべきでした。みなさんご注意を。
あとは、、、、そもそも、、、自力学習が困難であります。これに尽きます。私はIT系企業に勤めていますが、通常業務でAIの知識には縁がありません。もし業務である程度馴染んでいる方なら、自力で補強すれば何とかなる可能性がありますが、そうでなければ用語も分からないし、考え方もなかなか難しいです。軽く考えていましたが、スクールを利用するのもありかも、と思いました。
2-④. 受験の前にすべきこと
④オンライン学習/スクールは強力な支援になります。
今回の受験では公式問題集やavilenさんの例題を参考に自力学習で臨みました。正直しんどかったです。自分の慣れていない分野を自力で切り拓いていくのは本当にしんどいです。これがスクールを利用していたら、もっと理解も進むのではないか、理解が進むと過去問題も習得しやすくなりますし、それ以外の学習も効率的に進められると思います。
とはいえ学習をすること自体、しんどい事だと思いますので、スクールだから楽にできるとは限りません。
ただ、同じ学習時間や労力を使ったとすれば、スクールを利用した方がよりよく理解できるでしょうし、より高いレベルまで進めると思います。今回はそこまで考えが及びませんでしたが、次回はスクールの活用も検討したいと思います。
受験後ではありますが、オンラインスクール「資格スクエア」さんの無料体験講義(動画)を見てみました。
無料体験ですが、オンライン講義がどのような画面構成で行われるか、講師の話し方、講義内容などが分かります。
画面は左に講師の講義動画、右に講義資料という構成です。講義資料は自分の好きなタイミングでページ操作が可能なので見やすいですね。
無料会員登録もしましたが、氏名と生まれ年など、少ない項目で登録できました。クレジットカードの登録なども不要なので、安心でした。
独学で勉強するのは大変でしたが、それに比べて講師の講義を聴きながら勉強するのは理解のしやすさが抜群に違うことを実感しました。
できれば試験勉強している時に出会いたかったよ。。。。
無料会員登録のリンクは以下です。無料講義動画を見て気にいるか、お試しされてはいかがでしょうか。
3.次の資格試験にもトライし、仕事の幅を広げよう
余談ですが、次回2021年6月の簿記試験を受験する予定ですが、こちらは今回の反省を活かしてオンラインのスクールを利用します。 受験をするということは将来の自分への投資、スキルアップへの取り組みです。投資には多少の元手は必要と思いますので、簿記3級については1万円未満の講義を購入しました。次回は約2か月の準備期間で簿記3級の受験に取り組みます。